教育・子育て

母親のイライラが、子どもをダメにする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

子どもが長い休みに入ると、親は子どもが学校に行っていてくれていた方が楽なのに!と思うことも多いかもしれません。

長い休みこそ、親が余裕を持って子どもに接することができれば、子どもの成長をつぶさに感じられたり、一緒に喜びを感じられる機会を増やせますが、実際のところ親は、子どもに対して穏やかに接したいと思いつつ、ついイライラしてしまうことも多いものです。

あなたにもそんな経験はないでしょうか?

「なんでこの子は、私がイライラすることばかりをするのだろう?」

すると子どもへの口調もきつくなりますが、果たしてそのあなたの中のイライラは、子どもが作り出しているものでしょうか?

このような場合、相手が自分に対して、イライラを引き起こし、イライラは相手が与えるものという印象を持ちがちですが、実際、相手の行動や言葉に対して、イライラという反応をしてしまうのは、自分自身です。

そこで、子どもがやったことや言ったことに対して、親である自分が「イライラする」かどうかを選んでいるとしたら?という視点を持ってみるとどうでしょう?

こんなことをやったから…イライラする
それをやらなかったから…怒りが湧く
こんなことを言ったから…許せない

このように出来事は感情へと流れていきますが、実は、この感情の前に、一瞬のうちに、その出来事に対して、私たちは自分がどう捉え、考えているか意味付けをしているのです。

そのことに気付けると、これは、子どもが親である自分に「イライラ」を与えたのではなく、そう見る「メガネ」をもった親である私が、自分をイライラさせていたということが分かります。

すると、子どもは、最初からあなたを怒らせたり、イライラさせようとはしていなかったことに気づけるのです。

ここで「親自身が子どもの言動を自分の感情に結びつけて、自分をイライラさせていた」という視点が持てると、自分の気分を悪くさせていたのは、その物事をどう捉えるかの自分の考え方だったことに気づけるのではないでしょうか?

子どもはその引き金を引いたに過ぎなかったのです。


この状態は、子どもに限らず、パートナーや会社での人間関係の中でも思い当たることがあるかもしれません。

どんな出来事や状況も、言葉や態度も、あなたの「フィルター」を通らずに、あなたをイライラさせたり、怒らせることはできません。

この自分の中にある「フィルター」である、考え方やモノの見方、受け止め方が、私たちの「自己肯定感」に大きく影響を与え、人生を楽しめるか、生きにくくするかをも決めていくのです

たとえイライラしたときも、その状況を肯定的に捉えたり、自分が幸せと思える意味付けにしていけると、相手に対する感じ方や関わり方が大きく変わり、その相手に対しての「イライラ」も減少させられます。

子どもに対しても、これができると、余裕をもって接することができるので、子育ての楽しみを味わえるようになり、これが子どもの可能性を伸ばしていく関り方にもなっていくのです。

 

又、誰かに対して、イライラしてしまうときは、そのイライラの奥に隠れている、あなた自身の「分かって欲しい思い」を、あなた自身が認めてあげることも必要かもしれません。

「本当のところ、自分はどうしたいの?」
「何が不満なの?」
「相手にどうしてほしいの?」

その本当の思いを汲み取ってあげると、イライラは次第に収まってきます。

親のイライラは子どもに安心感を与えられず、子どもの自己肯定感を支えることはできません親の感情は子どもの自己肯定感に一番影響を与えているのです。
子どもの自己肯定感によい影響を与えるためにも、親自身がご機嫌でいることが大切です。
そのためには、まず親自身が自分の満たされない思いに気付いて、そこをしっかりケアしてあげることが何より重要なことなのかもしれません。

LINE@では、自己肯定感の高めるワークをお伝えしていますので、お友達追加してくださいね。LINE@ID:@selfesteem

友だち追加

自己肯定力入門講座

 

工藤紀子

工藤紀子

投稿者の記事一覧

自己肯定力スペシャリスト、JISEエグゼクティブトレーナー、一般社団法人 日本セルフエスティーム普及協会 代表理事、ヴィーナス・クリエイト代表
長年外資系企業に勤務し、22年前の子育て中に「自己肯定感」の大切さを知り、自らも高めたことで、抱えていた問題が解決し、人生が大きく好転した経験から、以来、「心の仕組み」の理解と「自己肯定力を高め自分を愛する」ための研究を続け、2005年よりその方法を多くの人に伝えるためヴィーナス・クリエイトを設立。「女性の幸せが社会の幸せを創造する」という理念のもと年100回以上のセミナーを開催。10年間でクチコミでのべ15000人以上が参加。
2013年に一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会を設立。人が生きていく上で一番大切な感覚である「セルフエスティーム(自己肯定感、自尊心)」を高めることで、誰もが本来の力と自信を取り戻し、幸福度の高い社会を実現することを目的に、セミナーや企業研修、講演会を通して「自己肯定力」を高める機会の提供と、「自己肯定力」を広く普及できる人材(認定講師)の育成に力を入れている。
【一般社団法人 日本セルフエスティーム普及協会】 
【ヴィーナス・クリエイト】

おすすめ記事

誰もが欲しい「心の栄養」を与えられる人に

あなたが嬉しく元気になるときはどんなときでしょう?人との関わりの中で私たちが幸せを感じる時は…

目標を決めても、行動を起こせないときの対処法

新しい状況を作り出したい!変化を起こしたい!目標を達成したい!そのために行動を起こし…

感情にも応急手当が必要な理由 (NYで人気の心理学者―ガイ・ウィンチ)

NHK「スーパープレゼンテーション」、日本テレビ系「世界一受けたい授業」でも放送されたので、ご覧にな…

自分の価値を認めないと、他人の価値を認められない。

自分と価値観の違う人と出会う時、「この人は違う」「ありえない!」と違和感を感じるか、逆に「なるほど、…

自分の時間を慈しんでいますか

現代人はとかく忙しい。テクノロジーの進歩やグローバル化によって、情報量も多いし物事が進むスピードもと…

呪文を解いてセルフイメージを変える

こんな人が、いました。とても美人で魅力的で、実際にもてる。でも、当の本人は自分の魅力にはまったく…

心はいくら鍛えても強くならない

「強い精神はどうしたら手に入るのか?」と質問されると、「心を鍛えればいい」と答える人も多いかもしれま…

愛される価値があると思えると、彼から愛される

自分のセルフイメージが変わると、それはそのまま相手との関係性にも影響を与えます。不思議ですが、恋…

母親のイライラが、子どもをダメにする

子どもが長い休みに入ると、親は子どもが学校に行っていてくれていた方が楽なのに!と思うことも多いかもし…

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。